• スケジュールおよび
    ワークショップ内容
  • (1) 【合宿ワークショップ】

    集団で旅する
    2018年8月4日(土)〜8日(水)(4泊5日)
    秋田県羽後町、男鹿市、五城目町 ほか

    秋田県内の複数の場所を受講者全員および講師陣と共に旅しながら、4泊5日の集中ワークショップを行います。身体を移動させながらその土地の人々や歴史に耳をすませ、議論を重ね、全体および個々のテーマや問いを掘り下げていきます。


    (2) 【個別リサーチ】

    自分の旅を企画し、旅する
    2018年8月9日(木)〜14日(火)(6日間)
    秋田県内各所

    合宿ワークショップで掴んだ問いを起点に、各受講者が自分のためのリサーチトリップを企画、自ら旅してフィールドワークを行います。
  • (3) 【ワークショップ/プレゼンテーション】

    旅の成果を、未来のプランに繋げる
    2018年8月15日(水)〜17日(金)(2泊3日)
    秋田県秋田市

    それぞれの旅で掴んだ成果を、個々の企画に発展させるワークショップとプレゼンテーションを行います。個人発表、フィードバック、グループディスカッションのプロセスの中で個々のプランをブラッシュアップし、自らの問いを未来のプロジェクトへと接続する作業に挑戦します。
  • 関連プログラム
  • キックオフ! セッション
    2018年7月28日(土)17:00–19:00
    (オープン・キャンパス終了後に開催)
    会場:秋田公立美術大学 大学院棟1階 [G1S]

    同大学院が掲げる「複合芸術」の理念および今回の企画内容を共有したうえで、前編のディレクターを務める相馬氏が実施してきた「みちのくアート巡礼キャンプ」から「旅する地域考」へ至る道筋とこれまでの成果をふまえて、今回の展望について語り合います。県内外から集まる旅人たちが、各地で静かなうねりを巻き起こすはずです。ぜひご注目ください。
  • スピンオフ・セッション
    2018年10月予定
    会場 秋田公立美術大学 大学院棟1階 [G1S]
    ※ 詳細は近日公開予定。

    プロジェクトの中間イベントとして開催します。「地域で着想する夏編」の成果報告をふまえ、後編の講師、学内教員、企画運営メンバーとともに「地域と構想する冬編」に向けた一般公開・参加型ディスカッションを行います。
  • 講師
  • 小森はるか+瀬尾夏美
    アーティスト

    映像作家の小森と画家で作家の瀬尾によるアートユニット。2011年より協同制作を開始。翌年、岩手県陸前高田市に拠点を移し、風景と人びとのことばの記録をテーマに制作を始める。2015年、仙台に拠点を移し、土地との協働を通して記録を行う組織「一般社団法人NOOK」を立ち上げる。主な展覧会に「3.11とアーティスト|進行形の記録(水戸芸術館)」、「Calling from the waves(HUSK/ロンドン)」、「記録と想起(せんだいメディアテーク)」「キオクのかたち/キロクのかたち(横浜市民ギャラリー)」等。また、自主企画の展覧会「波のした、土のうえ」、「遠い火|山の終戦」を全国巡回も行なっている。
    http://komori-seo.main.jp/



    モニラ・アルカディリ
    アーティスト
    クェート出身、ベルリン在住


    1983年セネガル生まれ、クェート出身。現在ベルリン在住。16歳で単身日本に留学し、2010年東京藝術大学先端表現芸術科で博士号を取得。研究テーマは中東地域の韻文、音楽、美術、宗教実践における哀しみの美学について。石油によって翻弄される中東アラブ世界への批評的な眼差しと、幼い頃から受容した日本のアニメ文化をハイブリッドし、ジェンダーやアイデンティティを揺さぶり超越する作品を、映像、写真、インスタレーションなど多様なメディアを駆使して制作。これまで世界各地で個展を開催してきたほか、2017年には自らが男装しアニメのキャラクターとして登場するパフォーマンス「Feeling Dubbing」がクンステン・フェスティバル・デザールや世界演劇祭で上演され大きな話題をよんだ。




    石倉敏明
    人類学者
    秋田公立美術大学准教授


    1974年東京生まれ。明治大学野生の科学研究所研究員。1997年より、 ダージリン、シッキム、カトマンドゥ、東北日本各地で聖者や女神信仰、「山の神」神話調査をおこなう。環太平洋圏の比較神話学に基づき、論考や書籍を発表する。近年は秋田を拠点に、北東北の文化的ルーツに根ざした芸術表現の可能性を研究する。著書に『Lexicon 現代人類学』(奥野克巳との共著・以文社)、『野生めぐり 列島神話をめぐる12の旅』(田附勝との共著・淡交社)、『人と動物の人類学』(共著・春風社)、『折形デザイン研究所の新・包結図説』(折形デザイン研究所との共著・ラトルズ)、『タイ・レイ・タイ・リオ紬記』(高木正勝CD附属話集・エピファニーワークス)など。




    岩井成昭
    アーティスト

    1990年代から都市の多文化化をテーマに複合的なメディアによる視覚表現を展開。2000年代から、アジアパシフィック・トリエンナーレ、ハバナ・ビエンナーレ、横浜トリエンナーレ等、国内外の国際展に多数参加。地域の環境やコミュニティーの調査をもとに、インスタレーション・映像・音響・テキスト・キュレーションなどを複合的に取入れた視覚表現を展開している。2010年から「イミグレーションミュージアム・東京・パイロットプロジェクト」を始動させたほか、近年は、人口減少や移民受入におけるアートの役割について考察中。また秋田では「辺境芸術」を標榜し、アート・プロジェクトを実践している。




    星野 太
    Photo: Hajime Kato

    1983年生まれ。専攻は美学、表象文化論。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、金沢美術工芸大学講師。著書に『崇高の修辞学』(月曜社、2017年)、『奥村雄樹──ジュン・ヤン』(美学出版、2013年)、共著に『コンテンポラリー・アート・セオリー』(イオスアートブックス、2013年)、『キュレーションの現在』(フィルムアート社、2015年)、『ソーシャリー・エンゲイジド・アートの系譜・理論・実践』(フィルムアート社、2018年)、共訳書にカンタン・メイヤスー『有限性の後で』(人文書院、2016年)などがある。



  • 三浦 基
    演出家/地点

    演出家。劇団「地点」代表。1973年生まれ。秋田県立秋田高等学校卒。桐朋学園芸術短期大学演劇科・専攻科卒。1996年、青年団(平田オリザ主宰)入団、演出部所属。1999年より2年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてパリに滞在する。2001年帰国、地点の活動を本格化。2005年、京都へ拠点を移す。2007年度文化庁芸術祭新人賞、2011年度京都市芸術新人賞、2017年読売演劇大賞選考委員特別賞ほか受賞多数。著書に『おもしろければOKか? 現代演劇考』(五柳書院)。






    ラエド・ヤシン
    アーティスト・音楽家
    レバノン出身、ベルリン在住


    1979年ベイルート生まれ、レバノン出身。2003年ベイルート芸術学院、演劇学科を卒業。2015年ケルン世界芸術アカデミーのフェローを獲得し留学。ラエドの活動は、実験音楽の作曲と演奏、美術作品の制作の両輪で展開され、いずれも自らの個人的なナラティブを、大量消費社会のシステムを批評的に利用しつつ、共同体の記憶の中に出現させる。ベイルートの現代実験音楽フェスティバル「Irtijal Festival」の主宰者の一人として複数のアルバムをリリース、また2009年にはレーベル「Annihaya」を設立。またベイルートのアーティストコレクティブ「Atfal Ahdath」の創設メンバーでもある。作品はNYのグッゲンハイム美術館(2016)、ウィーンのクンストハーレ(2015)、ロンドンICA(2014)など世界各地で展示を重ねている。



    相馬千秋
    アートプロデューサー

    国際舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー」初代プログラム・ディレクター (F/T09春~F/T13)、横浜の舞台芸術創造拠点「急な坂スタジオ」初代ディレクター(2006-10年)、文化庁文化審議会文化政策部会委員(2012-15年)等を歴任。2012年よりr:ead(レジデンス・東アジア・ダイアローグ)を創設、アジアにおけるコミュニケーション・プラットフォーム作りに着手。2014年仲間とともにNPO法人芸術公社を設立し代表理事に就任、法人の経営や各種事業のディレクション全般を行う。また国内外で多数のプロジェクトのプロデュースやキュレーションを行うほか、アジア各地で審査員、理事、講師等を多数務める。2015年フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ受章。2016年より立教大学現代心理学部映像身体学科特任准教授。




    岸 健太
    建築家/アーバン・スタディーズ
    秋田公立美術大学大学院 教授


    1969年東京生まれ。東京藝術大学美術学部建築科を卒業後、Cranbrook Academy of Art (ミシガン・米国) 修了。シンガポールの複数の教育機関で実験的なデザインスタジオを指導した後、1999年より日本での活動を開始。2003年より、都市・建築・デザイン・アートの領域を横断する活動拠点として「LWL -Lab for the WonderLandscape-」を主催している。近年は、インドネシア・スラバヤ市を対象に、新興都市の変化の過程に着目する調査と表現の活動に、現地市民や様々な専門家とともに取り組んでいる。スラバヤでの都市研究組織「OHS -Orange House Studio-」共同代表。
  • 運営
  • 主催
    秋田公立美術大学

    企画・ディレクション
    相馬千秋
    藤井さゆり(NPO法人芸術公社)
    制作統括
    藤井さゆり(NPO法人芸術公社)

    事務局
    小熊隆博 (みちひらき LLC.)
    柳澤 龍 (Share Village Project 御庭番)

    写真
    船橋陽馬
    蜂屋雄士